純粋
「貴方が何で生計を立てていようと私にはさほど興味が無い」
いきなりこう云われた時はドキリとした。
友人の朗読会へ行く。
朗読会というものに足を運ぶのは初めてではなかろうか…。
阿佐ヶ谷の名曲喫茶。
朗読を演るにはいい雰囲気。
なのだろう。
純粋な朗読というものと、俳優が朗読を演る、という感じが工夫されていて楽しめた。
ひょっとすると、所謂「純粋な朗読」というものでは僕の場合難し過ぎるのかも知れない。
「純粋」などというと、また曖昧な表現になってしまうか…。
何をもって「純粋」とするのか?
様々な演出があるのだろうから、「これが朗読会」というものは無いのだろう。
芝居も色々なものがあるし。
「ここは純粋に芝居やろう」とか云ったりするが「純粋の定義は?」という事だ。
「これが芝居」というものもないしなぁ…。
ほんっと色んな芝居あるし(笑)
僕は最近、芝居だと思わないものは「舞台」と呼んだりしている。
「芝居観てきた」ではなく「舞台行ってきた」と表現しているのだ。
物理的事実だけ認めればよいのだと…。
しかしだ、今日の朗読会は「俳優が演っている」という明確なアプローチを感じたのだ。
それを俳優が観て、気持ちが良かったという事なのだ。
‘Linga Franga' vol.1 と題された俳優たちの挑戦。
2回、3回と回を重ねていって欲しい。
と、純粋に感じた…。
という話だ。
- [2006/06/30 23:50]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(1)
- この記事のURL |
- TOP ▲
説教
後輩と飲む。
こいつも十年来の付き合いだが、事務所が違う後輩だ。
今が、という事ではなく知り合った当初からずっとだ。
所謂、直系の後輩ではないという事。
というか、後輩に直系も他系もないのだ。
繋がっているか、いないか。
それだけだ。
僕がこいつと知り合った時、こいつは18歳だった。
そいつが事務所の後輩を二人誘って4人で飲む。
そのふたりは Neo Mask の公演の手伝いなどしてくれて、僕も面識がある。
そこでこいつが始まった。
若い頃から説教くさい奴だったが、自分の可愛がっている事務所の後輩となれば力が入らない方がおかしいだろう。
どうも方向性が見えない後輩に対して、今の自分がしなければならない事は何か? というような事を先輩として自分の経験などを入れつつ語っていた。
俺らの頃はこの人に色々やらされたりして… などと僕とのエピソードも挟みつつ熱く語っている。
余計な事は云わなくていい。
そこへ、前回公演の舞台監督松木くんが遅れてやってくる。
初対面同士の挨拶を済ませると、遅れを取り戻すかの様に説教に便乗する松木くん。
こいつも説教好きだ。
どうも説教というと「酔ったオヤジの説教」というイメージが強いのだろうが、ここでいうそれは、同じ業界でやっていく後輩に先輩として的確なアドバイスを、という愛情に満ちたものであり、酔って高圧的な態度をとり、自らのストレスを発散させるようなそれとは似て非なるものである。
しかし、はたから見たら同じに見えるのかな。
歳をとっていけば、いくほどに。
うう…
ますます内容で勝負しなきゃな。
- [2006/06/29 23:50]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
界隈
明日、後輩と飲む約束があったのだ。
だから今日は家でゆっくりしようと思っていた。
そう…
またイレギュラーなのだ。
しばらく仕事で身動きが取れなかった後輩が「今日なら…」的なニュアンスでメールしてきた。
じゃ、つー事で飲みに。
久しぶりだった事もあり近況報告的な事でかなり盛り上がった。
10月の公演にも欠かせない人間だ。
その事についても熱く語り合った。
お互いの帰りの事もあり新宿で飲んだのだが、たまたま、のつもりで入った店が、この間先輩に呼び出されて行った店だった。
入ってから気が付いた。
そんな事もあるんだな…。
というか、その界隈、店似過ぎ!
なんか、ちょっとアジア風
ま、アジアなんだけど…
- [2006/06/28 23:58]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
大変
ちょっとした企画が立ち上がっている。
短編の映像作品を制作して、Webで展開したり、各コンペに打って出ようというものだ。
今日はそのメンバーと打ち合わせである。
脚本会議を中心に今後やっていきたい事なども自由に話し合った。
ロケ地の候補なども具体的に意見を出し合い、今週末にはロケハンも決まった。
非常に楽しみな展開になってきた。
が、10月公演の台本執筆との並行作業となる。
ちょっと大変なのは、大変だ。
しかし、こういう大変はちょっといい。
- [2006/06/27 20:28]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
痛飲
週末だからといってお酒を飲む事はあるだろう。
しかし、週末だからといってお酒を飲まなければいけないという事では決してない。
ここでは週末というのは金曜なのか土曜なのか明言していない。
ということはだ…。
そう、二日続けてという事なのだ…。
毎週毎週そうだという事では決してない。
たまたまなのだ。
ただでさえ、こんな仕事を十数年続けている。
有識者の方々に何と言われるかわかったものではない。
役者なんて、好きな事やって酒飲んでいい気なもんだ、と。
違う、たまたまなのだ。
僕はそういうタイプではない。
俳優は「優れている」という字を含んでいるから…などと、したり顔で演劇論をぶって、小難しい芝居ばかりで観客を置き去りにする様な連中も嫌いだし、
役者は「馬鹿でいいんだ」などと、根拠の無い理論で自分の知識や常識の無さを正当化する様な輩はもっと嫌いだ。
たまたまなのだ…。
充実した話会い、飲み会などの誘いは時として唐突にやってくる。
昨日は飲んだなぁ、という時に限って、足音も立てずにそれはやってくる。
結果、二日連続などでは済まない場合も多々ある。
お酒を飲む事は嫌いではないが、お酒を飲む為だけにそれがあるのではない。
前述したタイプの者たちが繰り広げる自己満足なだけの不毛な飲食会ではないのです。
だからこそ云っておかなければならない。
毎週ではないのだ…。
決して毎週という訳ではないのだ。
- [2006/06/26 15:34]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
餃子
皆さんは宇都宮が餃子の町だという事をご存知だろうか。
餃子の消費量日本一を誇る宇都宮は専門店も多く、お土産なども専らそれだ。
以前栃木に住んでいた頃はわざわざ外に餃子を食べに行く事は無かったのだが、先日、宇都宮の友人に会いに行った際に「久しぶりだろうから」という事で専門店に連れて行ってもらった。
久しぶりというかほぼ初めてだった。
色々あった。
種類が!
ここで紹介しきれないほど様々な種類の餃子たちがその名を呼ばれるのを待っていた。
恐らく次から次へ新機軸を打ち出したのであろう。
名称だけではどういうものか、およそ想像もつかないような彼らの新しい姿を示した名札が、昭和の雰囲気を醸し出す店内の壁という壁を埋め尽くしていた。
堪能した。
「この店は結構有名だ」という友人の満足気な顔、それ以上に僕の気持ちは満足した。
ここから遡る事数分。
待ち合わせは宇都宮駅前餃子像前。
…餃子像前。
渋谷にはハチ公。
恵比寿には恵比寿像。
池袋には池フクロウ。
そして宇都宮には…
良く見ると手足がある。
ビーナスを餃子の皮で包んでみました。
斬新である。
ボッティチェリもびっくりである。
そういえば昔「僕、小学生くらいまで餃子の事『きみこ』って読んでました」
という後輩がいたなぁ。
あいつ何してんだろう。
スタミナだけはあるやつだったけど。
- [2006/06/22 20:50]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
大小
金融政策の最高責任者が、超低金利にあえぐ一般預金者を尻目に、超高利回りの特定ファンドで運用を続け、6年間で1500万弱儲けていた。
事が露見した当初は頑なに運用益を直隠し、「そんなに儲けてはいない」というような事を繰り返し言っていたが、一般預金者が銀行に1000万円預金したら、金利は一年で「3000円くらいでいいよね」という事を決めている人だ。
そんなに儲けてはいない範囲なのだろうか。
金銭感覚がおかしいというより、もっと大事なところがおかしい。
というようなところを突いて、野党は総裁の辞職を求めている。
のだが、その民主党の議員がMファンド関連会社から、何か「金貰ってました」みたいな事になった。秘書と自分の給与を1年程受け取っていた上、運用もしていて2年間で120万くらい儲けてたらしい。
総裁の投資問題を追及していることと矛盾しないか問われると「次元が違う。私個人は『金融政策の責任者』でもなく、解約した時期も異なる」と強調し、民主党も、政治資金収支報告書を訂正すれば「それほど大きな問題ではない」として、党としての処分は見送る方針だそうだ。
ちょっと前の年金未納問題のように、あいつもやってた、こいつもやってたで、肝心なとこどっかいったみたいな事にはならない様にしてほしいが、何か事の大小で、「俺の方がまだマシ」みたいなのもどうかと思う。
子供になんて説明すんだよ。
罪はその大きさで罰が決まる。
当たり前なんだけど、そういうんでいいのかねぇ。
罪の大小じゃなくて、犯すか犯さないかが問題だぜ。
- [2006/06/21 20:20]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
標準
関西出身のタレントはマスコミでの活動を大阪弁で行う。
大阪弁を方言だという認識はあるのだろうが、それを直そうという気は更々ないらしい。
では他府県出身のタレントはどうだろう。
皆一様に方言は使わず、所謂標準語を使用しているようだ。
ではここで言う標準語とは何であろう。
大辞泉によれば「一国の公用文や教育・放送などで用いる規範としての言語」という事で、
「東京山の手地区に行われる、教養ある階層の言語に基づいている」とある。
「教養ある階層の言語」(笑)というのが、いかにも文部省が明治時代に定めた文言っぽいが、 つまり、東京山の手地区の言葉、所謂「東京語」を教育や放送などで使用する事を規範とする。
という事である。
文部省が定めた標準語という概念は崩れていないとはいえ、放送=マスコミという世界では、 この「第二の標準語」たる大阪弁が大通りを闊歩している。
いや、「標準語」は「標準語」という規範性がある。
大阪弁がそれに当たるとは云えないか…。
では、共通語だ。
共通語は標準語と分別する為に使われる言葉だ。
「それぞれ異なる言語を用いている集団の間で、相互に意志を通じ合うことのできる言語」とある。
これなら大阪弁は共通語といえる。
関西出身ではないタレントや一般素人にまで大阪弁は浸透し、使用されている。
関西風に云うと「使い倒されている」のだ。
といっても、マスコミで使われている大阪弁も本来のそれとは大分ズレてきているのだろうから、 正確には「東京大阪語」というようなものであろう。
この「東京大阪語」が芝居をやる上でやっかいだったりする。
本来の言葉の音が解らなくなっているやつが大勢居る…。
というか、大阪に住んでいる人がこの手の言葉に一番イライラするのだろうな。
いや、もうそれもないのかな?
「大阪弁」と「東京大阪語」
別のものだと割り切っていらっしゃるのかな。
そんな事より、山の手じゃない東京の人間はどうすりゃいいんだ!
こちとら標準じゃねぇのかい!
こちらは「東京弁」です。
僕はこっち寄り。
- [2006/06/20 18:18]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
空間
駅から自宅への帰り道、3軒ほど工事をやっている。
どれも建て替えだ。
内2件は一軒家、もう一軒はマンションである。
行き帰りにその工程を見てきたが、其処にあった建物がすっかり無くなって、更地になっていくのは、何か気持ちいい。
今ちょうど3件とも何も無い状態だ。
今まで見えなかった空が見える…。
などと、何かを覚えたてのガキが云い出しそうな、誰かに教えられたような台詞が頭を過ぎってしまい、思わず苦笑いをしてしまった。
とはいえ、其処にあったものが無くなって、無かったものが現出する、というのは理屈抜きに
「おお!」 となってしまうのは確かだ。
空間というのは其処に物質があっても、無くても、人間に何かを思わせることができる。
ずるいなぁ。
この芝居の為にしか存在理由のないセットが組まれて、芝居が終われば惜しげもなく撤収される。
その刹那さは美しい。
その刹那さが美しい。
人間もこんなに頑張っているのに…。
にしても、何でもかんでも芝居に結びつけるんだなぁ。
僕の頭もうまくできているものだ。
偏ってはいるが…。
- [2006/06/19 23:21]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
毎日
殺陣の稽古。
行きの段階で途中まで雨が降っていただけ。
帰りはすっかり上がっていて助かった。
いい汗をかいたので少し飲みたいと思ったが…日本戦があるのね。
しかし、ここで気を遣ってきり出さないまま帰るのも僕らしくないと思い誘ってみる。
皆、サッカーにさほど興味のない人たち。
明日早いという一人を除いて、付近のちゃんこ屋へ。
塩ちゃんこ。
おいしい。
帰り、電車が空いている。
日曜という事もあるのだろうが、若干空いている。
この前の日本戦の時も飲み会だったが、確かにあの日も空いていた。
あの日は平日だったので、確実に空いていた。
こういうのならいいね。
毎日サッカーやってくんないかな。
ダメかな。
- [2006/06/18 23:58]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
矜持
巨人に戦力外通告された清原がオリックスで今期も不調だ。
巨人に切られた時、彼のプライドはボロボロになっただろう。
しかし、それを乗り越え、いや、それを受け入れ、あるがままの自分の力で、その姿を衆目に晒し続けている。
痛々しい、とも思うが、それが彼のプライドなのだろう。
ピークを過ぎたスポーツ選手の幕引きはどれも難しいだろう。
引けば「まだやれる」
引かなければ「もうやめろ」
マスコミや外野は云いたい事を云う。
プロである以上、云われてナンボ。
当人たちもそれは理解しているのだろう。
生きていく為。
それは生活してゆく為、という意味と、そうでない意味とがあるような気がする。
生活してゆく為に譲らなくてはいけないもの。
生きてゆく為に譲ってはいけないもの。
大魔神が変なバラエティ番組に出ていた。
商売上手な占い師のおばちゃんのやつだ。
球界でも子煩悩で有名だった彼が不倫の末に離婚してタレントと子供を作って再婚した。
その新しい奥さんと一緒に、占い師に何だかんだ云われて笑っていた。
見るともなしにつけたテレビだ。
痛々しい、とも思うが、勿論直ぐに変えた。
プロ野球交流戦で清原は東京ドームの巨人戦に代打で登場した。
すると、巨人の応援席から巨人時代の清原の応援歌と共に、割れんばかりの清原コールが巻き起こった。
巨人が2点リードされている状況で、相手チームの代打に巨人ファンが声援を送ったのだ。
清原は打席で目頭を熱くしていた。
スイングひとつに大歓声が起こる。
結果はショートゴロだった。
ショートゴロでアウトになった選手にスタンドの歓声は鳴り止まない。
ショートゴロでアウトになった選手がヘルメットを高々と掲げている。
生きてゆく為。
プライド。
清原と大魔神は同い年である。
そして僕も。
僕はこの二人のどちらにも勿論なれない。
いや、皆生きていく為に遣る事は違うのだ。
これから僕は、僕だけのプライドを持って、
生きてゆく為、生活してゆく為に、何をしていかなくてはならないのだろう。
プライドを持って、しっかり考えてゆこう。
- [2006/06/17 23:50]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
凄い
サッカーはそんなにねぇ…
というような事を以前書いたが、ブラジルとかフランスとかになればやはり
「お!」となってしまう。
世界水準に達していない日本の試合をつるんでワーワーやるのができないだけなのだ。
やはり決勝の16に残る国の試合に手に汗を握るだけの価値がある。
その中でも個人的嗜好はアルゼンチンだ。
バティストゥータが好きだった。
’94年以降のW杯ではアルゼンチン自体は苦杯を嘗め続けたが、バティストゥータの得点力は凄かった。
2大会連続のハットトリックは説得力という言葉すら凌駕している。
しかし、最後の前回大会はまさかの予選落ち、そのまま代表引退と天才にも現実は厳しいものだという事を教えられた。
そして対セルビア・モンテネグロ。
前半31分の2点目はどうだ!
途中出場の天才最年少メッシも神がかり的だ。
物凄い事になっている。
まぁ、一番凄かったのはマラドーナの応援っぷりだったが…
- [2006/06/16 23:56]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(2)
- この記事のURL |
- TOP ▲
入札
ネットオークションでブツを落としたいと思い、やってみる。
正確には社の人間に「こいつを落としてください」とまるっと投げているのだが…。
期間は3日ある。
頼んだ段階では、1500円程だった。
が、入札したら別の人が先に入札してる、などという事で値が5500円ほど上がっていた。
何もなければこの値段で落として、値が上がったら再入札はなし。
また違う物を探そうという事になった。
締め切りギリギリに1円アップで入札とか、そういう事する人ばっかなんだろうなぁ。
僕には巧く扱えそうにない。
丸投げは続くだろう。
- [2006/06/15 18:05]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
確実
人知れず、ではあるが、もう何年かこの世界でやってきた。
それなりに、いい先輩にも仲間にもめぐり合えて来た。
彼らが居なかったら僕は今日までやって来れなかった。
ざっくりとしたイメージとか、今思えばとか、そういうものではなく事実としてそうだ。
確実にそうなのだ。
で、今日は後輩の話。
そういう人たちに囲まれてきたお陰で、今でも何やかやと慕ってきてくれる後輩たちがいる。
お互い年をとったが、いつまでも可愛い奴らである。
そんな奴らが立て続けにやってきた。
もちろん今でも定期的に連絡を取っていて、もの凄く久しぶりという訳ではないのだが。
この世界はカタチがあってない様な、ない様である様な、一種独特な世界なのだろうか。
上手い下手のラインが明確にないというか、下手なのを「個性だ」といって逃げられてしまうような世界でもあるのだ。
ともすれば、会社の力だけで、昔からそういう輩が我が物顔で跋扈するような世界なのだ。
それを苦々しく思いながらも、利権が絡むと云々というような歪な世界でもあるようだ。
しかし演技の上手い下手は確実にある。
だからこそ、関わった人間たちには少しでも上手くなってもらいたいと思ってやってきた。
偉そうに聞こえるが、自分も含め毎日が勉強の連続だ。
個性があるのは当たり前の事だ。
それに逃げずに、その上に技術を乗せろといっているのだ。
僕の後輩たちは、自分の個性を活かしながら、次のステップへ、次のステージへと自分を持っていこうと踏ん張っている。
形になるのが今日なのか明日なのか、それは判らない。
しかし、今日も明日も同じような日々を繰り返そうとは思っていない。
風呂に入ると「ふぅ…」という年になってきたが、仕事に於いては落ち着かない奴らだ。
そういう後輩たちに僕は刺激を貰っているのだ。
確実にそうなのだ。
- [2006/06/14 23:37]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
折込
10月の公演のチラシを折込に行く。
少し早いが、10月にウチが演る大塚の萬スタジオなので仮チラででもどうだ、という事になったのだ。
昨日というか今日、劇場へ行くまでの時間にバタバタと作った。
仮なので勘弁、という事で。
16時の約束で折込を開始。
僕らの前に他所の人が二人。
それぞれ一人づつで折込んでいる。
折込にはコツがあるのだろう。
僕らは二人でやっているのだが、一人でやっている他所の人は非常に手際が良い。
僕らと同じ様なペースでジャンジャンいくのだ。
僕はというと、チラシ同士がくっ付いて、なかなかうまくいかない!
ふと前を見ると、お兄ちゃんは指サック(で、いいんだっけ?)をしている!
あのゴムのちっちゃいやつ。
を、親指と人差し指に付けているのだ!
手際がいい筈である。
プロの仕事だ…。
ちょっと悔しい。
そんなわけで、やっと仕事を終え、出演者の人たちと談笑して帰る。
萬スタジオは入り口のとこ、萬劇場になっていた。
いつの間に…。
正式名称はどっちなのだ…。
と、ちょっと首をかしげる。
折込を終えた達成感を表現する 富永研司
今回折込ませてもらったのはスケアクロウズ。
明日初日です。
徳留の観劇日は未定ですが、必ず拝見します。
みなさん頑張って下さい。
期待してますよ。
SCARECROWS第9回公演
「丘を越えて」
作・演出/ 上田ボッコ
出演/ 春田純一/関根大学/舟田走/世志男
伊藤俊/町田政則/神宮寺なお/宮川康裕
岩崎雄一/山下葉子/天正彩/羽賀優子/金子佳代
料金/ 前売 4000円 当日4200円
問い合わせ/ team BooGie 03-3916-9016
- [2006/06/13 19:51]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
予約
大人数で呑む事になった。
店を押さえなければならない。
しかし、下手に予約の電話をすると「じゃ、二時間で」
となってしまう店が殆どだ。
チェーン店なら、尚のことである。
結構、電話した。
そういう店ばかりだ。
駅に近ければ尚更だ。
諦めかけていた頃、「週末ならそうですが、今日は平気ですよ」という店を見つける。
駅から1分の普通にいい感じの居酒屋だ。
「ラッキー」という事で予約する。
電話を切る。
…。
思い出したように、もう一度電話をかける。
店「はい、ありがとうございます。○○でございます」
僕「さっき電話した徳留です」
店「はい、ありがとうございます」
僕「すいません、今日W杯ありますよね」
店「…はい」
僕「お店に大きいテレビとかあって、サッカー流したりとかします?」
店「…すいません。当店にはモニターはございませんので、その様なサービスは…」
僕「あ、そーですか、じゃ、騒がしくないですね?」
店「は? はぁ…」
僕「なら、いいです。宜しくお願いします」
店「はぁ…ありがとうございます。お待ちしております」
という事で、落ち着いて、ゆっくり呑む。
時間経過…。
盛り上がった飲み会の席に、電話やメールで試合経過が送られてくる。
そんなに興味の無い大人数は、ニヤニヤしながら「おお」とか「へぇ」とか、判ったようなフリをする。
で? 最終的にどうなったのよ?
そんな事も忘れ、次の約束をして別れた楽しい飲み会でした。
- [2006/06/12 23:45]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
失念
忘れていた…。
HPに載せるから殺陣の稽古の写真を撮ってきてください、と云われていたのだ。
毎週日曜日「neo lab」と題して殺陣の稽古を行っている。
忘れていた…。
云われていたのだ、その模様を撮ってきて下さい。
と。
持って行ったのだ。
カメラは持って行ったのだ。
凄くいいやつなのだ。
自前だ。
カバンの中に入れていた。
なのに出さない…。
なぜ出さない?
出さなかったのではない。
出せなかったのだ。
夢中になっていた…。
そう、夢中になっていたのだ。
何時だってそうだ。
稽古が始まると夢中になってしまう。
他の事柄を挿もうとか、そういう事ができないのだ。
本当は休憩を挟む事もできない性質なのだ。
休憩中に何をしていいのかが判らない。
しかし体力的に休憩しない訳にはいかない場合もある。
そういう感じは段々覚えてきた。
しかし、いい間で休憩を入れられているかは不明だ。
そんな訳で、今日も無事稽古を終えた。
最後の電車で写真のことを思い出した。
もう遅い…。
しかし、思い出した事を遣らない訳にはいかない性質でもある。
撮ってみた。
手を振る 富永 研司
稽古中の写真ではないのでそのサイトには載せられない。
しかし、折角撮ったものを使わない訳にはいかない性質でもある。
- [2006/06/11 23:31]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
一部
W杯が開幕した。
見るともなしにTVはついていたが、一部では盛り上がっているものの相変わらず興味がない。
一部で盛り上がっているのではなく、一部が盛り上がっていないのか? 私がか?
よく判らないが、兎に角そんなに夢中にはなれない。
開幕式もオリンピックみたいな、ご当地紹介イベント色が強いものなんですなぁ。
「お、ペレ」くらいなリアクションしかできなかった。
サッカー自体に夢中になれないと、選手の心理状態とか、因縁とか、「なんとかの亡霊」みたいな、そんなのがあるとちょっといい。
「江夏の21球」とか、そんなドラマがあれば入り込みやすい。
そんな風に誘導してくれないとヤバイ。
マジで見ないような気がするのだ。
決勝は難しいとしても、ブラジルと当たるのはいいなぁ。
最強のタレント軍団にぶつかっていくだけでも遣り甲斐があるのに、そのアジアの国を率いるのが、かつてのブラジルの英雄ジーコなのだ。
ジーコ目線だと、いいドラマにならないかなぁ。
それに選手も乗っかって。
いい感じにお願いしますよ。
といったところで。
御免!
- [2006/06/10 23:41]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
特殊
グローブ座へ行った。
結構久しぶりだ。
シェイクスピア作品の普及を劇場運営の基本方針にしたグローブ座だったが、経営的に苦戦したのだろうか、どうやらリニューアルしたらしい。
劇場ロゴもグローブ座の‘G’の横に、新オーナーの‘J’の文字が…。
福岡ドームがヤフードームになったようなものか。
ボーダフォンがソフトバンクフォンになるような…
やっぱり大きいところには…
そんな事はどうでもいい、芝居の話。
「ウィー・トーマス」
3年程前に長塚圭史が演出した、2002年度ローレンス・オリヴィエ賞最優秀新作コメディ賞を受賞した、イギリスのイカれた芝居の再演だ。
登場人物にまともな人間は一人も居ない。
最近の、というか現代のイギリスの流行なのだろうか、映画でもよく見かける「イカれた奴らの止まらないナントカ!」みたいなカンジの芝居だ。
そもそも別の国の言語で書かれた本、慣習を自国の言語で表現しようとすると、何か一抹の違和感というか気恥ずかしさを禁じ得ない。
だから直で心に訴える芝居が良いとされるのだろが…。
僕はイマイチ、まだそこら辺が解っていないようだ。
この芝居の話。
何となく先も読み易い。
こうなるだろうな、というのが気持ちよくやってくる。
全体がトリッキーに見えて、実は差別用語やエグイ造形がそれを担っているだけで、ストーリー自体は予定調和に近い。
話がこうなるか! というような芝居ではない。
ディテールでみせる、とでもいうのか。
特殊な状況に陥るのは普通の人間がいい。
状況が特殊なのだから特殊な頭で考えると収拾がつかなくなってしまう。
特殊な頭の人間しか出てこない場合は話はコネない方がいい。
普通の頭で考えても展開はしないが、特殊な頭は話を転がす。
ものづくりでよく見られる構図だ。
タレントさんが出ていた。
僕も大好きなお笑いの人がふたり。
ひとりは「元お笑い」といったほうが良いのか役者づいている。
もうひとりはバラエティでもお馴染みだ。
タレントが舞台に出る場合は、得てしてそういうポジションを用意されたり、自分の言葉で勝負をしたがるのか、過剰なアドリブで客を辟易させたりすることが多いが、この芝居は役自体がまともじゃないので、そういう場面も少なく、かえって役から離れずに演じられたのではないかという印象を受けた。
しかも、二人とも構成作家でもあるので、本を本として、全体として捉える事ができるのだろう。
翻訳劇という事で作り込むという事に違和感を感じなかったのか、独りよがっているところがなかった。
逆に他の(所謂)俳優たちの方が、役自体がトリッキーなせいもあるからなのか、殊更にそれを強調しようとしていたきらいがあった。
先月彩の国で観た、本来ならこの劇場で演るべきの(?)シェイクスピア「タイタス・アンドロニカス」にも何故かお笑い芸人さんが出ていたのだが、蜷川演出では思いっきりぶちかましていた。
「タイタス」は好きな演目だっただけに、僕の引き方はハンパじゃなかった。
6日初日で役一週間グローブ座、その後地方を回ってPARCO劇場で7月8日楽だそうです。
「ウィー・トーマス」
[劇作・脚本]マーティン・マクドナー [翻訳]目黒条
[演出]長塚圭史
[出演]高岡蒼甫/岡本綾/少路勇介/チョウソンハ
今奈良孝行/富岡晃一郎/堀部圭亮/木村祐一
- [2006/06/09 23:34]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
称号
フジテレビがPRIDEの放送から撤退を表明した。
そればかりか、スポーツニュースや深夜の格闘技専門番組でもPRIDEの情報だけは放送しないのだという。
フジ側は、一部週刊誌の報道がフジとPRIDEの契約違反であると主張している。
何がどう契約違反なのか、PRIDE側に説明も弁解もさせないところをみると、フジは本気で関係を切りたがっているのだろう。
しかし、ひと頃の勢いは衰えたとはいえ、PRIDEはフジにとって数字の取れるコマだったはずだ。
もういらないのかなぁ?
ホントのところは何が?
と、勘繰ってみたくもなる。
PRIDEの放送ばかりか、PRIDEやハッスル(PRIDEを主催するドリームステージエンターテイメントが行っているもう一つの格闘技イベント)に関わっている選手、タレントを一切フジテレビでは使わないのだという。
かなり本気でしょう?
色んなトコに影響いくんだろうなぁ。
あの人も、あの人も……あの人も…
ですよ。
社員がフジの看板女子アナを娶った、あの大手プロダクションはこの動きに早くもリアクションを起こしているようです。
金が動くところには、色んな人間の思惑がある。
くっついたり離れたり、押したり引いたり、売ったり買ったり、やっちゃったり聞いちゃったり…
マネーゲームとはよく云ったもので。
しかし、Uインターの時もそうだったが、自分たちの事を‘最強’なんて云いはじめると、何か不穏な空気が漂ってくる。
称号というものは他人から与えられるものなのではないのかい?
あの時逃げ遅れた桜庭は、今回はタッチの差でHERO'Sへ乗り換えた後だった。
PRIDEではご無沙汰だった、ファンタジスタの面目躍如だ。
- [2006/06/08 22:19]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
お初
改正道交法の施行で民間の駐車監視員が巷に蔓延して一週間弱。
初のトラブル…というか一応、公務執行妨害が発生した。
らしい。
駐車禁止区域にバイクを駐車しようとした男に監視員が注意をしたところ、
「うるさい! この天下り野郎!」と、おっさんにケリを入れたというのだ。
男はそのまま逃亡したが、流石は元警察幹部、ナンバーをメモしていた事から身元が判明、逮捕となった。
男は反省しているという。
ホントか?
一方、東京都知事登録旅行業者を名乗る業者が、W杯ドイツ大会観戦ツアーと称した嘘のツアーをインターネット上で展開。
「クロアチア弾丸ツアー」(笑)など約30種類のツアーを企画し、1泊3日24万8千円を240人分見事完売して、ドロンしたそうだ。
何事も、‘初’はいい事だが、こういうのはどうも…。
しかし、どちらもこれからボロボロでてくるだろうなぁ。
前者は取り締まる方、後者は取り締まられる方。
が、問題?
なのか?
- [2006/06/07 23:16]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
共謀
大手ファンドの代表が証取法違反で東京地検特捜部に逮捕された。
時代の寵児と騒がれた人間たちが、その実、裏で何をやってきたのかが、次々と露呈された一連の事件の最後の登場人物は、この男だったのだろうか。
いや、まだ殿(しんがり)は舞台袖で自分の出番を待っているのだろうか…。
異例の逮捕前会見は、流石に良く出来たものだった。
自身の罪と非を認めながらも、事件への関与の偶発性を強調するという、実に練りこまれたシナリオだった。
作・演出・主演、どっかの誰かさんも真っ青である。
計画はしていない。
共謀はしていない。
だけど、‘聞いちゃった’事は事実。
逃げ場はないとみるや、素早く真摯な態度で会見を開く。
執行猶予、巧くすれば在宅起訴に持ち込めるかもしれない。
締め切りギリギリの原稿とは思えない出来栄えである。
そんな気はなくても、聞いちゃったら罪になる。
証券取引法第166条だが、これだけ聞くと可哀そうな気がしてくる。
しかし今回の案件はそんな単純な事ではないだろう。
小さいところから立件して、諸悪の根源を絶つ。
いずれにしても、先に起訴した被告たちを含め、特捜部はこれからが勝負である。
そんな気はなくても、聞いちゃったら罪になる。
証取法に関係のない人たちにも関わる法律も動きつつある。
共謀罪
日本の法律は善いんだか悪いんだか。
なんだかなぁ。
興味のある方はどうぞ。
http://www.ron.gr.jp/law/
- [2006/06/06 19:39]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
友達
先日、長く連絡の無かった友人から突然電話があった。
午前中だ。
仕事でこっちに来ている。
帰りの新幹線まで時間ができた、会えないか?
という。
じゃあ昼飯を、と言う事になり恵比寿まで来て貰った。
何年ぶりだろう?
スーツ姿のこいつを見るのは友人の結婚式以来か…。
今では結婚式以外でもこの姿には慣れているのだろうか…。
出会いは20歳。
同期で同い年。
他にも沢山いたが比べられる事も多かった。
二人とも何かを内に秘めたような…良く云えばそうだが、悪く云えば何を考えているのか解らないようなタイプだったのだろう。
20代半ばまで同じ現場で仕事をして、それから別々のセクションを任された。
その後、20代後半にこいつはこの世界を去っていった。
それから何度か会うことがあったが、 その度に、懐かしさはありながらも、何かこいつは違う感情を持っている、何かを内に秘めている、という感じがしていた。
この世界への未練…。
いや、そういう安っぽいものではないだろう。
芝居の世界に執着している、という事ではなく今の生活の充実度というのだろうか、どの世界にいてもお互いに刺激を与え合えるような関係でいたいと思っている。
そんな感じがしていた。
それから、暫らくして連絡が取れなくなった。
アドレスを変えた事を連絡してこなかったのはこいつ。
急に電話をしてきたのもこいつ。
そしてこう云った。
引け目があった…。
夢を諦めてしまった自分がお前に連絡する事に…。
すぐに言葉を返せなかった…。
僕はこいつに刺激を与えているのだろうか?
僕はこいつに何を与えているんだ…。
僕はしがみついているだけだ。
役者としてカタチになっている訳ではない。
こいつより偉い訳ではない。
いや、それはしがみついているとは云わない。
こいつは僕にそう云った。
それはしがみついているとは云わない。
お前が頑張っている。
今もお前が頑張っている。
それでいい。
それが嬉しい。
電話をする事は迷っていた。
だけど、会えてよかった。
また来る。
そう云って、こいつは改札の向こうへ消えた。
僕は一人になった。
雑踏の中で一人になった。
だけど、昨日とは違う一人のような気がした。
- [2006/06/05 21:28]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
仕事
日記と云いながら、内容は一日ずれになってしまいますが、昨日仕事のオファーがあった。
去年、殺陣師として参加した劇団の仕事だ。
数日前に打診は受けていたのだが、正式に企画書を持って訪ねて来てくれた訳だ。
去年演った芝居の続編と言う話だったが、その去年の芝居と言うのが、まぁ大変ではあった。
俳優としてではなく、殺陣師として仕事を貰った事で気負っていたところもあったのだろう。
自分が舞台でみせる事が出来ない分、殺陣そのもののクオリティを上げる事を考えていた。
結果、難しい手を付けていた様に思う。
台本自体、アクションの描写が非常に多い。
殺陣師は自分が演らないからといって複雑な殺陣を付けまくる。
これでは役者はたまらない。
ましてや、ほとんど殺陣未経験と云う出演者達がゴロゴロしていた。
これでは進まない。
話し合った。
結果、手数を減らした。
しかし、それは妥協した訳ではなかった。
搦め手かもしれなかったが、もう一度夫々の役を読み込んで、その個性を生かす殺陣を、と考えた訳だ。
闇雲に刀を、いや、手を振り回せばいいというものではない。
そう考えた訳だ。
殺陣は未熟でも、俳優として役を掘り下げる事は出来る筈だ。
身体は利かなくても、頭で殺陣を理解する。
そうシフトしていく。
それで何とか出来上がった。
つもりに僕はなっていた。
演出部や俳優達、そして観客がどう感じたかはわからない。
が、またオファーがきたという事は多少の結果は出せたと、思い上がっておこう。
主宰の彼は、会社勤めをしながら、その会社にスポンサーになってもらい、自身の劇団の公演を続けている。
「僕はサラリーマンですから」と彼は卑下するが、それで今日まで公演を継続しているというのは大したものだ。
良いも悪いも二回目は慣れている。
去年と同じ出演者だけでは、勿論無いだろう。
しかし同じメンバーが何人か居たらとしたら、彼らの成長が楽しみだ。
俳優とは用意する仕事。
- [2006/06/02 23:57]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(1)
- この記事のURL |
- TOP ▲
開始
本日より私のブログを開設致します。
書き残しておきたい事は山とあるのだが、いざ書くとなると何から手をつけていいやら、と。
ここで云う書くという事は日記を書くという事であり、小説や戯曲を書くというそれとは違う。
その日に起きた事、思った事を率直に書き連ねる。
奇を衒う事はない。言葉を飾り立てる必要もない。
はずである。
日記は誰かに見せる為に書くものではないからだ。
しかし、昨今のこのブログブームはなんだろう。
「ブログ=日記」という概念は最早ない。
人々は匿名で、ブログという日記を模した自分所有の場所(サイト)で、不特定多数に思いの丈を書き綴る。
ある時は素直な自分の言葉で。
ある時は過度に装飾した言葉で。
匿名であるが故に、その言葉は真実でなくてもよい。
という事か。
いや、実名、匿名に拘らずブログというものがそういうものなのだ。
日記を他人に盗み見られると、とても傷つき、少女の心に深い傷を残す。
と云うではないか。
他人に見せるものではない。
それが日記というものか。
ではこれは…。
この現象は…。
日記ではない。
そう、それは日記ではないのだ。
だけど僕は日記を書こうと思っている。
それは僕が日記を書いた事が無いからだ。
日記を他人に盗み見られ、心に深い傷を残した事が無いからだ。
これはブログなので、日記を書いてはいけないのかもしれない。
だけど僕はこの場を借りて、人に見られる日記を書いていきたいと思っている。
職業柄、他人の目に触れないと物事が終われないカンジになっているのです。
- [2006/06/01 22:27]
- 日記 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
- | HOME |