二丁目ヌーボー 

友人、というか業界的にも年齢も先輩の筋肉男と久しぶりに飲む。

新宿に用があったのでどこか知らないかと問うと、「何軒かある」と筋肉。
彼は美食家で各地に美味い店を知っており、友人を其処へ連れて行っては「美味い!」と唸る顔を見て至福を感じるという好筋肉だ。

歩くとちょっと、という事で西新宿からワンメーターで2丁目公園へ。
そう、男の人が男の人を待っているというあの2丁目公園だ!

時間も早いし、飯を喰いに行くのだし、という雰囲気全開なのだが、やはりこの界隈を筋肉男と二人で歩いていると、羨望とも嫉妬とも、はたまた狩人の鋭い眼差しとも思える見えない目線たちに、何故か気持ちが引き締まる。

などと想いを巡らす内に馴染みの店へ。
この間コメントをもらったこともあり、一日遅れでボージョレーいっとこう、となる。
やはり軽いなという印象。
僕は重口の方が好きです。
すると筋肉「○○年と××年の奴が美味かったな」
さすがっ!
ボージョレー毎年いってるんだね!

つまみはすべてマスターにお任せ。
和食づくしで美味い美味い!
僕は満足。
筋肉も嬉しそう。

相変わらず熱い話をして、店を出る頃にはこの界隈の視線もすっかり気にならず、新しい2丁目の感覚を背に駅へと向かうのでした。

「新しい2丁目」って何だよ!

コメント

筋肉ってさあ、俺の先輩?

そう。
君の一期先輩。

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