品で腹いっぱい
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年末年始は番組が色々あって良いのだが、どうもバランスが良くない。
観たい番組が重なっているかと思うと「あれ…正月なのにこの時間、観たい番組がない」という時間帯が多い。
この現象は昔より増えてきていると思う。
これは歳をとって観る番組の質が変わってきているのか。
いやいや、そうではない。
同じような番組が多いのだ。
面白くて同じようなものなら全然アリなのだが、そうでないものに限ってダラダラと局を変えてお茶を濁している。
占い師が訳の解らない理屈で、占いの枠を超えたうわ言を言う様なモノとか、惨憺たる現状だ。
どこかが病んでいるのか、それに依存する視聴者が多いお陰で局はその神輿を下ろす事ができない。
取り巻きのタレントたちは、ひたすら迎合して自分の座る席をキープする事に必死さを見せ続ける。
当然祭り上げられた者は高慢になり、勘違い甚だしく、我々に限りなく不快感を与える結果となる。
それは歴史が示している。
タレント同士がくっつくだの別れるだの、あなたの金運がどうだのまではまだいいが、去年の今頃、今年と同じような番組を実家で見るともなしに見てしまった時「今年は震度6以上の地震が何度も起こる」などと言っていたのを見て嫌な気分になった。
耐震偽装問題で転居を余儀なくされた人や、いまだ強度の低い欠陥住宅に住まざるを得ない人たちがどんな気持ちで毎日を送っているのか、そういう事を解っていて言っているのか。
解っていて、敢えて不安を煽る様な事を言っているのだろうか。
タレントたちは必死で過剰なリアクションを取り、仕込みの観客を殊更に煽り立てた。
それを見て、視聴者も喜ぶのだろうか。
それはすべて数字が決めること。
今年も同じ番組を作る事を局が決めたのは、視聴率がそれを示しているのだろう。
日本人の品格がどうの、という本が流行った。
それ自体は、どうでもいいやってカンジだが、テレビ作りには品格がどうの、なんて言ってられない。
ってカンジなのだろうなぁ。
品格でメシが喰えるのかい?
ってところか。
みなさん生きていかなきゃいかんのだから、善も悪も関係ない。
この行為が悪だとは言わない。
いや、言えない。
だけど、善ではない。
善では決してない。
- [2007/01/04 23:08]
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