もしも学生の自分
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勉強は嫌いではないが、学校があまり好きではなかった僕は「学生のノリ」というものも同様に好きではない。
街角や飲み屋のそれなど言わずもがなだが、学校の行事とかもちょっと…ってカンジ。
しかし、前の事務所では同年代の役者志望が多く、しかも当初は集団生活であった為に自然とノリというか、チームを組む様な感じになり「学生のノリ」ならぬ「変なノリ」を数年に渡りやってきた。
会社の傘下にありながら、定期的に自主公演を行っていたのも、やはり彼らと一緒だったから出来た事だ。
それは現在の活動の源になっている。
だから安い団結力みたいなモノは、照れ臭いのだが嫌いではないのだ。
必要なものなのだと思っている。
今は当時の様に勢いでは芝居は作れない。
興行となれば尚更だ。
色々な事を、それこそ芝居以外の事をクリアしなければ、なかなか芝居に辿り着けない。
苦しんでいるという事ではなく、責任を感じているという事だ。
それを自覚しているという話だ。
昔のVTRを観たりすると、恥ずかしくて仕方ない。
正直観たくなかったりする。
実際観る機会もない。
作らない。
しかし責任だけに縛られて伝えたい事の本質がブレてくるのは不本意だ。
技術は無くても、伝えたい、観て貰いたいという人間の、いや表現者の目はそれだけで力強い。
それを忘れてはいけない思う。
恥ずかしげも無く、やらかしていたあの頃の自分を。
今日、知り合いの通う芸術学院の卒業公演を観てきた。
あの頃の俺たちがいた。
- [2007/02/24 23:04]
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