大晦日 

までは半年あるが「大晦日と言えば…なんとか!」というものが、という意識が無くなってきて久しい。
何と云ったか、ひとつの言葉を繰り返し使いすぎると本来その言葉の持っている意味というか、力が薄れていく、というような事を、いつか何かで見た。
例えば「超」はホントは「物凄い」事なんだけど「チョー」とか使われると「そんなに凄くない」みたいな。何でもかんでも「チョー」だから、「別に凄くねぇじゃん」みたいな事です。

浸透し過ぎれば、その内廃れてくるのは当然で感受性などもそうなのだろう。

今年から「レコード大賞」が大晦日から撤退、30日の放送になるらしい。
「出演者の負担を軽減し、日を改める事でグレードアップを」という局の発表だが、視聴率低下の苦肉の策である事は火を見るよりも明らかだ。
僕らがガキの頃は50%を越えた事もあった視聴率が年々低下し、去年は過去最低の10%ジャストまで落ちたのだという。

しかしそれは仕様が無いよ。
いつまでも、大晦日と言えばレコ大・紅白っていうカンジじゃないもん。
地方に民放が二局しかないような時代じゃないんだから。
「たった今、レコード大賞から駆けつけてくれました!」みたいな。
このノリはもう凄くない、と。

「格闘技ブーム」に圧されての改正という現実は仕方の無い事。
問題は、年々低下しているのに今まで行動を起こさなかったという事にあるのではないのかと。

柵が外れた時に直ぐに対処しないと、大変な事故が起こってしまうのだ。

いつまでも格闘技で数字が取れるとも思っていないだろう。
次の手を考える者が居なければおかしい。
いや、居るはずなのだ。だがそれが浸透するまでに時間がかかる。
体制というモノは何処も同じか。

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